福岡/キッチンリフォーム/ポイント

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福岡/キッチンリフォーム/ポイント

キッチン選びのコツ

システムキッチンとは住宅建築用語としてのシステムキッチンは、各メーカーが自社規格に合わせ、流し台・調理台・コンロ、さらには収納部分までを一体化させて造り上げた住宅設備を指します。

デザインや材質も全体に統一されていますから、設置した際に空間に雑多感をもたらしませんし、機能性も考え尽くされています。

そのため、現在では、住宅建築・リフォームの際にシステムキッチンを採用することは一番オーソドックスな方法になっています。

システムキッチンの良い点・注意点

システムキッチンはそれ自体が一つの完成型。「95％満足なのだけど、この部分だけが…」という場合、その気なる部分の理由が小さければ、「これでもいいか…」と、つい妥協をしてしまいがちです。

一方で、システムキッチンはオーダーメイドに比べ、予算を低く抑えられるのが魅力。
また、完成型のシステムキッチンとは言え、最近はオプションも充実していますので、これを上手に使いこなせば、たとえ低予算でも満足のいくキッチンリフォームを実現することができます。

オーダーメイドキッチンとは

オーダーメイドキッチン（オーダーキッチン）は、細かなところまでユーザーの希望を取り入れてつくるオリジナルキッチンです。

暮らすことにこだわりを持つ人々から広がり、最近では急速に要望が増えています。
形やデザインだけでなく、特殊な素材の活用や特別な機能の実現など、オーダーメイドキッチンの言葉通り、個性豊かでこだわりに応えるキッチンを実現できます。

オーダーメイドキッチンの良い点・注意点

オーダーだから何を希望しても大丈夫、と思いがちですが、その機能性を考えると、素人考えでは却って使いにくいものに仕上がったり、安全性への配慮が足りなかったり…ということにもなりかねません。
また、希望があまりにも漠然としている場合には、デザイナーが形にしにくいという事態も起こります。

そのため、リフォーム会社に依頼をする時には、ご希望のキッチンの姿を具体的に描いておくことが不可欠です。希望を上手く伝え、相談することができれば、“我が家だけ”のキッチンが誕生することでしょう。

弊社ではオーダー家具も設計。製作承っております、是非一度ご相談下さい

ライフスタイルで選ぶ

ライフスタイル別のキッチン・台所リフォーム

高齢の方の台所リフォームの基本姿勢

高齢の方の台所リフォームで重視したいのは、何といっても安全性です。

そのためには、現在の体の状況をしっかり自覚するところから計画をスタートしましょう。
たとえば握力、あるいは筋肉の力、関節の柔軟性など…。そうすると、「開閉に思ったより力が必要な収納スペースは大変」「高い位置の収納より、低い所にある収納のほうが楽で安全」など、さまざまなことが見えてきます。

また、薄暗いキッチンは手元が見えにくく、思わぬ事故につながりかねないため、照明は明るくしてください。
「安全」が高齢の方の台所リフォーム計画でのキーワードです。

　　　　

育児中のご家庭のキッチンリフォーム基本姿勢

育児真っ只中のご家庭の場合、ついつい現状に目を奪われがちです。
しかし、子どもは成長していきます。幼い子供対策として計画したものがほんの数年後には、むしろ不便さのもとにならないとも限りません。そうしたことを考えると、育児中のキッチンリフォームで重要なのは柔軟な発想。

たとえば、移動可能な家具を加えることで機能を満たしたり、近い将来に部分リフォームがし易い設計にしたり…要するに変化に対応できるキッチンづくりをすることがおすすめです。
二世帯住宅のキッチンリフォーム基本姿勢二世帯住居のキッチンを考える時には、親世帯・子世帯それぞれのライフスタイルを整理してみることが第一歩となります。

なぜなら、現状一つのキッチンをそのまま一新するのか、別の場所にもう1か所キッチンをつくるのかなど、大前提の部分から始めなければならないからです。なお、1か所のままでリフォームをするなら、どこまで希望を譲り合うかが焦点。

ただ、二世帯であるということは、親世帯がいずれ歳をとってゆくという事実から目をそらすことはできません。安全性にも考慮して計画を進めることが望ましいでしょう。

複数人数で使用するキッチンリフォームの基本姿勢

キッチンを何人の人間が同時に使うかを考えることもキッチンリフォームに当たっては不可欠な検討材料です。
というのも、頻繁に場所を譲り合わなければならないようなキッチンでは作業も滞りがち。キッチンタイムがイライラタイムになってしまいかねません。

また、体格などに大きな差異があれば、シンクの高さ一つをとっても全員の理想を満たすことは無理です。そのため、日頃の作業の形態も振り返り、場所や部分によって誰がよく使うかなど使用頻度もチェック。その上でみんなの最善のかたちを決定しましょう。

キッチンタイプ

I型キッチンシンクコンロ台・調理台を横並びに配置するタイプのキッチンです。
作業がすべて横移動となるため、リフォームの際にはシンク・コンロ台・調理台の位置関係（＝順序）やスペース取りには熟考が必要となります。

シンクや調理スペースが狭くならないように注意しましょう。
壁や窓に向かうタイプ、オープンキッチン、アイランド型のいずれのリフォームにも対応可能です。

L型キッチン
文字通りL字型に配置するタイプのキッチンです。
キッチンルームの角を利用して壁に沿って造り付ける壁付けタイプの他、L字の1辺を壁側に造ってもう1辺を凸型に突き出して対面キッチンにするペニンシュラ型、また、アイランド型としてリフォームすることも可能です。

壁付けタイプの場合、キッチンルームのスペースを効率良く使うことができます。窓に向けると風通しが良くて明るいキッチンへとリフォームすることもできます。

II型キッチン
キッチン台を2列に分け、平行に設置するタイプのキッチンです。動線が短くできて、作業能率を高められるのが特長。但し、2列間の幅（＝通路）の取り方には注意が必要です。
狭すぎると、ご家族と一緒に調理する時に作業がしにくく、炎が出る調理器具への注意も必要となります。なお平均的な通路幅は90～120cmと言われています。

U型キッチン
U型といっても、楕円形に造るわけではなく、「コ」の字型に配置するタイプのキッチンです。
シンクやコンロの位置取りは自由。両端の部分の延長線に冷蔵庫や食器棚などを配する場合が多いため、リフォームにおいては、“我が家の道具の位置関係”を考慮することが不可欠です。

アイランド型キッチン
キッチン台をダイニングのどこの壁にもくっつけずに設置するタイプのキッチンです。解放感が高く、動線も自在。
また、キッチン台をはさんでどちら側にいても作業できるため、複数の人がお料理をする際に便利な配置です。ホームパーティなどを行いたいというご家庭にはおすすめのリフォームプランです。

ペニンシュラ型キッチン
キッチン台の一部または全体を壁から縦長い凸字のように突き出して設置するタイプのキッチンです。
主にオープンキッチンやセミオープンキッチンとして造られます。
一方の端が壁にくっつくかたちとなるため、I型キッチンやL字型キッチンと融合させたスタイルのリフォームが可能。
外側の下部にも収納スペースを設けるなど、ダイニングのトータルリフォームと合わせて考えるのも一つの方法です。

キッチン・台所のスタイル
オープンキッチンとクローズドキッチンキッチンを空間としての考え方で分けると、「オープンキッチン」と「クローズドキッチン」の2タイプに大別できます。クローズドキッチンはキッチンを一つの部屋として設計したものです。

対して、オープンキッチンは他の空間との間が壁などで遮断されていないものを指します。

さらにその中で、開口部でダイニングと一体化させた「対面キッチン」と、その名の通りにダイニングの中に『島』のように位置する「アイランド型」に分かれます。

キッチンリフォームを考える際には、使い方やライフスタイルまでも考えながら選びましょう。セミオープンキッチンとは「セミオープンキッチン」は半独立型とも表現されるキッチンで、マンションなどの集合住宅によく用いられています。

調理台あるいはシンクの前など、一部が開口部となり、その開口部がシンク台から10～20cmせり上がっています。これによって、ダイニングとの一体化を実現しながらも、水はねなどを最低限防ぐことができるのに加え、洗い場や調理台などの手元を隠すことができます。
コミュニケーションから考えるキッチンリフォームオープンキッチンの良い所は、やはりご家族とのコミュニケーションの取り易さでしょう。

対面式キッチンは、「料理中は家族と会話できない…」という孤立感がなく、小さなお子さまから目が離せない場合にも安心です。アイランド型は、ホームパーティをしたり、ご家族みんなで料理をしたりするご家庭に歓迎されるスタイルです。料理人の人数が増えても動線が自在で作業しやすいのが利点です。
掃除・お手入れで考えるキッチンリフォームクローズドキッチンの場合、掃除・お手入れを考えて選ばれる方が少なくありません。中でも気になるのが、水ハネや油ハネ。特に炒め物などをすると、油分は周囲2メートル以上もの範囲に飛散すると言われます。

クローズドキッチンであれば、その心配をキッチン内にとどめることができます。クローズドキッチンは、作業に集中することができ、水道や換気扇の音がダイニングまで響きにくい、という利点があります。

一方、オープンキッチンは、出来上がった料理を出しやすく、調理台を空けやすい配置です。キッチンのリフォームを考える時には、キッチンでの作業の仕方を改めて確認してみることも、大切です。

キッチン・台所のデザイン
キッチンデザインの種類「キッチン全体をどんな風に演出したいのか」というキッチン全体のイメージ決定はキッチンリフォームの基本。

では、最近のキッチンデザインの種類にはどんなものがあるのでしょうか。最もオーソドックス派は、ステンレスのシステムキッチンを核としたタイプ。

使いやすさという点で安心感があり、商品バリエーションも豊富なため、予算の面からも幅広く自由に選べます。これに対し、個性派がカントリー風やアンティーク風。

カントリーキッチンは木材などの自然素材を活かした素朴なイメージで、ログハウスに似合うキッチンです。アンティーク風は、たとえば引き出しの取っ手にもデコラティブな彫刻が施されているなど、凝ったイメージのものが多いようです。

なお、これらは国内メーカーの商品もありますが、現在のところ輸入キッチンにその大勢があるようです。
輸入キッチンの話現在日本には、10カ国を超える国のキッチンが輸入されています。

その中身も、カントリーを代表するアメリカ・カナダのキッチンから、洗練されたデザインのイタリアンキッチン、機能性や安全性に格別こだわったドイツメーカーのキッチン、ぬくもり感のある北欧風キッチンなどなど…etc．また、同じ国のメーカーでも、アンティーク風とモダンスタイルでは大違い。

というわけで、キッチンにこだわる方の中には、東京などにある輸入キッチンのショールーム巡りをする方も居ます

そこまでは無理にしても、カタログの取り寄せやインターネット上でのショールーム巡りをすれば、そのバリエーションの多さは驚くほどです。

ただし気をつけたいのは、キッチンの使い易さです。日本のキッチンメーカーは、日本のキッチンライフや日本人の体格などを研究しながらキッチンづくりをしています。

それに対して外国のキッチンメーカーは、当然、その基本はそれぞれの母国のキッチンスタイルにあります。

もちろん、輸出に熱心なメーカーでは、万国に受け入れられるキッチンづくりに努めていますので、全てが使いにくいということではありませんが、そのことを頭に置き、雰囲気やデザイン性とともに、使い易さというキーワードを忘れずにキッチンイメージを決定しましょう。